こんにちは。せーじと申します。普段はWebやバックエンド、時々アプリの開発をしています。
私は業務や私生活で日常的に『Raycast』や『Vim』を使っています。
私ごとですが、2025年11月からmiiveに転職をし、社内に『Raycast』を布教している最中です。全社導入を目指したいと考えています。
じゃあどうする?
全社導入に向けて、まずは興味を持ってもらうためにメンバーに「推す」ことから始めることにしました。
この記事では『Raycast』を全く知らない人が『Raycast』へ入門するために、誰もが使っている(であろう)機能と具体的な使い方を紹介していきます。
はじめに
Raycastのキャッチコピーは
Your shortcut to everything.
です。大抵のサービス、機能、CLIコマンドまでショートカットでアクセスできます。
本当に大抵のことはできます。
RaycastをInstall
以下から『Raycast』のアプリをダウンロードし、アプリの指示にしたがって初期設定をしてください。
ちなみに、導入の設定はとてもかっこいいですが、音が出るので気をつけてください。

「Your Mac. But Better.」と書いてありますが、Windows版も出ました🎉
ステップを踏んでいくと、「Keep your muscle memory」のステップになります。
ここで「Replace Spotlight」を選択するのがオススメです。

これで準備完了です。
ではさっそくですが、機能の具体的な設定の紹介をしていきます。
ランチャーとしての『Raycast』
『Raycast』はランチャーアプリとして紹介されることが多いです。
検索窓にアプリ名を入力しEnterを押すだけでアプリが起動します。


これだけだとSpotlitと同じですが、以下のことができます。
1. 呼び出したい名前を自由に設定できる。
検索窓に「Extensions」と入力してEnterを押すと設定画面がでてきます。

以下の画像のように目的のアプリ名で検索すると絞り込めます。ここのaliasに任意の名前を入力します。

すると入力した名前で目的のアプリが候補にでてくるようになります。

2. 自由なショートカットを割り当てられる
Hotkeyの部分をクリックし、任意のkeyを記録することでショートカットを設定することも可能です。
今回は ⇧+⌘+N を設定しました。このショートカットでアプリが起動するようになります。
また、アプリにフォーカスが当たった状態で再度ショートカットを入力すると対象のアプリが非表示になります。

3. 逆に候補に上がらないようにもできる
対象のアプリを普段は使わない場合や、独自にショートカットがある場合は候補に出てほしくありません。そんなときは「Enabled」のチェックを外すと検索窓での検索結果に出てこなくなります。ショートカットを教えても起動しません。
ちなみに『Nani!』は翻訳したい文章を範囲選択→ ⌘+J で翻訳結果が表示できます。

結局一番使う「Clipboard History」
⌘+Space で『Raycast』を起動します。
「Clipboard History」と検索してください。「clipboardhisotry」でも出ます。
以下のように「Clipboard History」にフォーカスが当たった状態で、⇧ + ⌘ + , を押すと

設定画面が開きます。「Record Hotkey」をクリックして好きなショートカットを保存しましょう。
私は ⇧ + ⌘ + C を割り当てています。

これにて準備完了です。
あとは ⇧ + ⌘ + C を押すだけで「コピーしたすべての履歴」が検索、表示、ペーストが可能です。履歴をどのくらいの期間保存するかはExtensionsから設定可能です。
※pw属性がついているものなど、一部は表示されません。

また、 ⌘ + K でさまざまなアクションを実施可能です。色々試してみてください。

さまざまなLinkを開けるQuickLink
「Create Quicklink」からQuicklinkは追加できます。

このような設定でLinkを指定したアプリで開けます。
以下のような設定だとmiiveのwebサイトがChromeで開きます。

以下の設定だと ダウンロードフォルダがFinderで開きます。

また『Raycast』には Dynamic Placeholersという概念があります。いわゆる変数としてなにかを埋め込む機能です。
TimeやDate, UUIDなど自動で入るものもあれば、Selected TextやArgumentなど、ユーザ側で制御できるものもあります。
ベースのurlは同じだが、pathが若干異なる場合などはちょっとだけユーザが入力をするという利用などもできます。

Dynamic Placeholers✖️Snippet
Snippetは「Create Snippet」から作成できます。

以下のような設定をしたとします。

こうすることで !cmd と入力すると ⌘ が入力されるようになります。
補足:先頭に「!」をつけている理由はcmdだけだと普段の入力でも ⌘ に変換されてしまう可能性があるためです。
また、commandと検索窓から調べてEnterでも ⌘が入力されます。Keywordの設定は任意です。
Snippetの可能性はDynamic Placeholersと組み合わせることで加速します。
以下のような設定を入れると。

!now => Nov 13, 2025 at 16:25
のような入力になります。
もちろんフォーマットをすることも可能です。
!now => 2025年11月13 16:26

これはエンジニアしか嬉しくないと思いますが、Dynamic PlaceholersにUUIDも指定できます。 元々はターミナルでコマンドを実行していましたが、今では『Raycast』から一瞬で生成しています。

Snippetよりもう少し複雑なことをしたいあなたへ
「Script Command」という機能もあります。
これは「スクリプトを一瞬で実行できる」機能です。Bash、Node.js、Pythonなど様々なスクプトを実行できます。

これは「Create Script Command」から簡単に作成できます。

とりあえず適当に入力します。
「With argument」にチェックを入れることで値を渡すことができます。

⌘ + Enter を押すとディレクトリを選択する画面になります。
ここで選択したディレクトリにスクリプトの雛形が自動で生成されます。

あとは最初に登録した名前で呼び出すとすぐに利用できます。

実行するとRaycastの一番下に結果が表示されます。
出力形態は「Create Script Command」の画面で選択可能です。
今回は「Compact」を選択しているので小さく出ています。

Macの設定に素早くアクセスする
外部ディスプレイを接続したときに、うまく表示されず、「あれ、ディスプレイ設定どこだっけ。。。」と焦ったことはありませんか?
『Raycast』ならMacの設定それぞれに瞬時にアクセスできます。例えばディスプレイ設定の場合、私はaliasでdisplayを設定しています。

あとはEnterを押せばディスプレイ設定が開きます。
もうこれなしでは生きられません。

Your shortcut to everything.
改めてになりますが、Raycastはどんな機能にもショートカットでアクセスできます。
「これどうにかならないかな〜」と思う作業があったら『Raycast』でできないか試してみてください!
最後に
この記事では『Raycast』の使い方を紹介しまいた。今後は弊社に『Raycast』を導入(するために動き、1年以内には導入したいと思っている)予定です!
株式会社miiveは2025年11月にシリーズBで15億円を集める熱い会社です。
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